どうやらLEDの足とアルミテープの留め方にももう一工夫必要な感じではあるが...。 最近では製造業も事故や不祥事が多発する中、横のつながりや目標の見通しを良くするために、プロジェクトマネージャーがキーだとか言われる。 猫も杓子もプロマネ、プロマネなのだが、そんな会社にとって都合の良過ぎる、ハイパーな汎用人型決戦兵器みたいな人材なんて居るか?とか経営責任者と何が違うんだ?とか思わず悲鳴を上げそうになる。 ここはちょっと落ち着いて、ミニ四駆漫画などを読んでみるが、該当する人物が1人だけ思い浮かんできた。『ミニ四トップ』のドクターTであり、タミヤの前ちゃんとは違う。同マンガでは「ミニ四駆の開発者と言われる、謎の人物」とだけ紹介があるが、すぐ思い浮かぶのは『爆走兄弟レッツアンドゴー』でもお馴染みの土屋博嗣(企画開発部)だっただろうと。 確かに。一次ブームの時にはあまり馴染みは無かったが、思えば最初から同氏の背中を追いかけてばかりいたと思う。多分今もずっと。 作中でも実際に何をやっているのかすら、よく分からない人(しかも最初は匿名ですらある)という、不思議と多くを語る事ができない名脇役ではあるが、客観性や透明性といった意味では、ああいったのが正真正銘のプロジェクトマネージャーだと思う。 経営者とは立場が異なるのも理解できるし、全てを経営者目線でコントロールするというよりは、マシンの行く末はアウトソーシングさながら、それを扱う子供たちに一任するという流れが上手くできていた。これは時代の先取りなのか、今の時代が鈍いのかはよく分からないが、DXやAIといった手段に頼りきるものでもないだろうし。 最低限必要なスキルはプロジェクトに必要な要素をすぐさまモデル化し、率直に感想を述べる事だろう。アウトプットや最終判断はアウトソーシングでも構わない。という部分もあるし、何より人柄なんだろうなと思う。 模型はホビーとしてはなかなか難しい立場にあると思う。究極的な理想から見ても、現実的な実践から見ても中途半端。それらのちょうど中間位置だとか、過渡的な位置付けとも言えるが、双方向にハッキングできてしまうのもモデリングではあって、娯楽としての枠組みを超えて、これも語の本来の意味に近付いているんじゃないか?と思う。
2024/03/25 22:07:37