[T型トレサスユニット]を公開します。ベアリング部分は620でも520でもどちらでも作れますが省スペース、ギヤ干渉、軽さにおいては520が作っていて楽ですね。ユニットも作り直しするたびに小型化に成功し現在の形になりました。トレサスユニットは治具を使わず全て目視で作成してます。ユニットをシャーシに取り付ける前にタイヤとギヤを装着した状態で10秒から20秒くらいスムーズに回るのができれば実践に使えるユニットになると思います。 今回は前後両サスペンションにしていますがリヤのみでも充分効果発揮します。むしろトレサス単体の効果はリヤのみのほうがいいと思っているんですが、 このMSを作ったのは、ホエイルシステムの概念というのをとあるサイトで読んだ時に自分が作りたい方向性がすごく近いことに気づきました。ホエイルシステムはフレキシブルで作成しているんですがそれをトレサスでしたらどうなるんだろう?という好奇心から今回の前後トレサスを作成しました。その人は技術の公開も推奨してそれが広まることを望んでいました。私もトレサスは実践で使えるユニットを公開してもっと広まればと思います。トレサスを作るのは非常に楽しいです。触っていたり、ギミックが思った通りの働きをしてくれるとそれだけで嬉しくなってしまいますよ。 2016/2/24昨日テストにコース走らせていたらリヤトレサスのぶれが酷いので新たに組み直ししてます。今度は安定したシャーシの削りが出来たみたいです。シャーシはユニット以上にデリケートで僕の場合は稼動する部分がfrp一枚がきれいに、スッと入るように丁寧にヤスリで仕上げています。あとユニットは小型化したものが非常に精度よく出来ていたので同じものをまたつけようと思います。 3/2追記 ユニットを新規に作りなおしたときに写真を撮っておきました。作成工程として一番気をつけて欲しいところはユニットと赤いベアリングをはめる部品を接着する際にきちんと平面化出来ているかにつきるとおもいます。 3/3追記 前後トレサスを使ってみた感想としては、結果リヤサスだけのほうが安定度も速度も高いという感じでした。フロントボトムすることでコーナーに突っ込む時に不安定でコースアウト率が跳ね上がりました。リヤサスのみでまた組み直ししようと思います。
2016/02/21 13:04:39