Last Resort
☆久しぶりだな。元気してたか？ 「生憎元気とは言い難いが、いつも通りだ。カッチリ生きてる。」 ☆今度は何なのさー。アニメの話？ 「ミニ四駆なんだが、アニメの話でもある。今は"Fate"編の真っ最中なんだが。」 ☆今更かい！！FGO? 「いや、オリジナルの方。かえって今の方がこの題材は本当に良いかもしれない。アニメ観る暇も沢山ある訳だし。」 ☆何でミニ四駆でFateなん？ 「ねんぷちが唯一の接点だったりするが、ミニ四駆は既に父親の権威の代理品(ファルス)なんかじゃない。他者の名(欲望)を借り、そこへ自己を投影して、それすら俯瞰しながら代理戦争を行う事(レース)で、聖杯を争奪するという...。これってつまり"Fate"と同じ構図なんじゃないかという説を展開中。すなわちミニ四駆=サーヴァント(代弁者)だというポジションに着陸した。」 ☆全然意味分かんねーよ！相変わらずだな。 「スゴくやらかしてると思うぞコレ(笑)まぁ"Fate"はこれでも分かりやすい題材だと思うぞ。どこぞの哲学書より遥かに。」 ☆うわ。やめてくれ。唯一成功する手段は自殺であるとか鬱的なのは。 「あら、明確な回答じゃない。第1のバージョンは自らの生命同然だと思っていた宝具を最終的に"湖に投げ捨てよ！"と命じ、絶命する(セイバー)。第2のバージョンはさながら自己破滅的に生命を投げうって自らが宝具と化す(アーチャー)という結末。ライダーが最終的に生存を選択するルートが第3のバージョンだが、このルートを以って相互補完され、完全になるお見事な構造だ。」 ☆ライダーって何者なんだろうか？真名はメデューサなんだけど。そういやオマエは前からメデューサって連呼してたな。ソイツは一体何者だ？ 「始めから結論を言えば"対象A"だ。」 ☆...。日本語でok? 「そうだなー。日本語にすれば"世間"という言葉そのものを指す。他者の集合イメージでありながら、自我の内ではまるで個人として認識され、同一視が不可避という特異な存在である。コイツを敵にするか、味方にするかでマスターの倫理観が大きく変わるとされる重要参考人の事。」 ☆お、俺を世間として扱うのはヤバくね？キモオタだし。 「まだどうやら有効らしくてな。萌え絵アイコン貼ってる平均男性って事で問題ない。まぁ、実は特に濃い方だというのは伏せれば良いだけだ(笑)」
2021/05/14 23:30:18
