*結局オマエは何になりたいんだ?さっぱり分からない。 「私も分からない。というか、全く分からなくなってるのがマズいかな。」 *アイツには"オタクの騎士"だのと何か寝言を言っていたじゃないか? 「否定はしないが、SNSを始める以前は"私はMods"、モダニストだと思っていた。ひょっとするとこちらの方が源流で、私のオタク感覚は言わば"既存の価値観とは一線を引くためにモディファイされたもの"だ。」 *Modsか。まるっきしオタクとは正反対じゃないか。詐欺師かよ。 「詐欺なのは褒め言葉よ。だいいちお前さんに詐欺師などと言われたくもないが、詐欺師同士で悪巧みも一興だと思ってね。ひょっとしてこれも"四重人格"の単なるオマージュかもしれないが、だとしたらスネークヘッズはもう1人居る筈だな。」 *余計に訳分からなくなったぜ。もうどうしようもなくない? 「おかげさまで幾つか思い出した事がある。まぁ例えば"STUDIO VOICE"っていうカルチャー雑誌があったが、2009年に廃刊してる。確かに私はそれの読者ではあった。」 *何それ? 「今考えても奇跡のような雑誌だったな。"カッコよければ何でもアリ"と言わんばかりの貪欲性で、ファッション、音楽、ライフスタイルから始まり、ゲーム、アニメまで何でも。何となく私は今でもSTUDIO VOICE的な感性を追いかけてた気がせんでもないな。」 *クルマの特集もあった訳?使える物がなきゃ一緒じゃないか。 「それは流石に無かった気がする。まぁ、Modsのトレードマークと言えばスクーターだぞ。やっぱりVESPAじゃない?何となくだが足掛かりとしては良いんじゃないかな?」 *Mods仕様のフルデコのスクーターでもやるのか? 「まぁ似たようなもんじゃないの?結局彼らもカッコは良かったが、カネが無いからスクーターに情熱を注ぎ込んでいた訳で、今じゃミニ四駆ってのもいいんじゃないか?とね。」
2021/05/10 23:26:57