・遅れたエイプリルフールのネタにしてはパンチが効いてるし、よくそんな事を今まで黙っていたね。( ・∇・) 「実は墓まで持って行こうとしてたし、もうお前さんや私の当時の事をこれ以上蒸し返すつもりもないよ。」 ・もったいないとか思わないの? 「思わない。確かに私や他の人の活動をこんな風に見てくれる人が居たんだと感動的ではあった。ただ分かってるはずだよ。そのちょっと前にあった事が。」 ・...。そうね。 「明暗、表裏、そんなとこね。秋葉原通り魔事件さ。もちろん、お前さんも、私も、ログ・ホライズンの作者も、秋葉原の犯人も直接面識は無いし、因果関係は無いよ。言葉にはできないから。ただ想像と直感だけを頼りに、お前さんはテロを起こそうとしている人間に手を差し伸べようとした。そんな事、普通の人間なら誰もできないんだよ。」 ・...。 「ごめん。ずっと後悔してる。何もしてやれなかった。言葉すら出なかった。勇気も何も無かった。」 ・...。 「そうだよな。ここは答えてはくれない。永遠に答えない。お前さんの本当のドグマだった...。」 「戻ろうか。もう少しだけ...。」 「あの後も私はしばらくは日記を続けたが、元通りにはならなかったし、結局お前さんと一緒で全部消して辞めてしまったんだけどな。でも実際の結果は逆になったんだよな。今でも不思議とお前さんと私のコピーが活動を続けてるんだから。」 ・狙ってたんじゃなくって?だっていっそ潔く消した方が良いって。オリジナルが消えればコピーの方がオリジナルになるんだって。アホみたいに沢山書いて、誰かに伝わったと思ったら自分は消して、ずっと身を引いてきたのはあなたでしょ? 「あーおかえりなさい。そんな事言ってたなぁそういや。それもこれもお前さんが居たからか、喜ぶ顔が見たかったのか。どちらもごく個人的な事情だな。」 ・さすが腹ぐろね。 「お互い様でしょ。そりゃ魔法にはタネが必要だし。」 ・マスター、とりあえず時間を今に戻しませんか?クヨクヨしてもダメですよ。今を生きないと。(^ω^) 「そうだな。ホントだよ。もう少しお付き合い頼むよ。」
2021/04/07 00:22:25