走行テスト2
・久しぶりに手作りコースを引っ張り出したのね。何となくスロープもできてるじゃない？ 「バーニングチェンジャーをバラバラにしたらシングルレーンでも使えるように工夫はしてる。まぁ、公式規格ではないけどね。何となくは。」 ・最初の3枚は？ 「フローティングモード。こう見ると割と頭が下がってくれてる気がするわ。っていうか、稼働範囲の関係でいっそフローティングモードでもっとウェイトを重くして、張りは柔らかくした方が上手くノーズダウンするかもしれない。」 ・えっ。そうなの？ 「カエル飛びのようなイメージでだな。スロープ上りでエネルギーを貯めて、ジャンプしたらビヨ〜ンと解放する感じで。まぁ、それはまた今度かな。」 ・問題のノーズダウンモードは？どんな感じなの？ 「次の3枚がノーズダウンモードなんだが。こう見るとむしろフローティングモードより頭下がらないか、ほとんど一緒だな。意図したセッティングのメリハリは無いな。もう少し工夫が必要かなっていう。」 ・最後の3枚は置きマスダンモードでしょ。これは少し尻下がりになってるわね。 「そうだね。因みにウェイトはとりあえずすべてアジャストマスダン×2で6gの設定なんだが、ここのモード区別はちゃんと出来てると思う。例えば2段山とかダブルバウンシングストレートでリヤが暴れ過ぎる場合はこのモードの出番になるな。」 ・その時は時間が有ればアームを外して置きマスダンにしても良いって言ってましたよね？ 「もちろんそうだけど、土壇場でのセッティングのスピードと、あとは中間セッティングも期待できるからね。例えば頭下げたいけど、バウンシングで揺さぶられる場合に、ちょっとだけプッシャーを緊張して微妙なニュアンスを出したりね。とにかくセッティングの自由度が高いのがS-Λの得意とする所なのさ。」 ・"Λ"の頭文字はLだけどねー。 「じゃあ、選択式発射マネジメントダンパーアーム。Selective-Launch Management Damper ArmでS-LMDAでOK？」 ・ホントああ言えばこう言うよねー。 「ま、そんなもんやろ哲学なんて。一休さん並みの頓知野郎だよー。」 ・この後改良するとしたらどうするの？ 「リフターゴムを2連にしても良いかなと思うけどね。もっとこう、ビヨーンとした方が頭下がるとは思うよ。」
2021/04/05 00:35:49
