サスとフレキは何が違うのか。私なりの解釈です。 衝撃のエネルギーをタイヤ→ホイール→シャフトや軸受けの順で渡し、バネで逃す。 これは、衝撃を吸収するという意味では、サスもフレキも同じ原理と考えます。 着地や段差の衝撃軽減、バウンド抑制、タイヤの接地時間延長の効果を生み出します。 サス 着地挙動は、バネの働きによって、タイヤだけが留まり、シャーシ全体が沈み込む。 『タイヤだけ留まる』という所がポイント。 ミニ四駆の挙動を考えると、例えば片輪だけ先に着地した場合、その瞬間はタイヤは元の位置を保とうとするけど、シャーシやバンパーは、バネの伸縮によって沈み込む。 バネが元の位置に戻る前にコーナーに入ったら、ローラーのスラスト角や壁への接点位置は、狙った位置とは違う結果になってしまう。 フレキ 着地挙動は、サスペンションの動きによってタイヤは留まるが、それと同時にバンパー側のシャーシも留まる作用がある。 電池ボックス(センターシャーシ)だけが沈み込み、バンパーは元の位置に留まろうとする。『タイヤとバンパーが同時に留まる』様な挙動。 タイヤに加え、バンパーも元の位置を保とうとするので、ローラーを狙ったスラストと接点位置に近づける事が出来る。 サスペンションは、ミニ四駆が生まれる前から、乗用車などに搭載されている機能なので、容易に思いつく改造だけど、フレキは、サスペンションタイヤに加えてバンパーも元の位置を保とうとする機能。他にも前後でのしなりの効果もあり、ミニ四駆に特化したすごい改造なんですね❗️
2020/10/29 07:20:40