戦争が終わっても雑務艦に休みなど無い。(あれ?親近感が沸いてくる( ;∀;)) 終戦直後から復員船として海を駆けずり回る 運んだ数は19000人にも及んだ。 (トルクチューンの回転数ではありません) 復員船の仕事も一段落して気が付きゃボロボロ。 『休み』『寿命』?なにそれ美味しいの?って言わんばかりに次の指令がでる。 灯台補給船として第2の人生を始めた。 鈍足をバカにされる事も無い、この仕事は宗谷にぴったりだった。 このままゆっくり時が過ぎていけば幸せだったが、世の中そんなに甘くない、、、(゚A゚;) 間髪入れずに次の指令が出る 『ちょっと南極行ってきて』 流石に寿命間近の老体なので大改装をする 設計は牧野茂氏。戦艦大和を世に送り出した天才だったが沈没の際に、多くの命を落とした事で塞ぎ混んでいた。 『牧野さん、人を傷付ける船ではなく希望を与える船を作ってみませんか?』 その言葉に牧野氏は3日寝ないで究極の図面を書き上げた 造船所は総力戦で宗谷の改装に挑む しかし、何故か漏水が止まらない 試験航行ではトラブル続出で沈没しかけた その時、大戦中の船長の言葉を思い出す『この船が沈まなかったのは艦内神社のおかげ』 撤去された宗谷神社を元に戻すと嘘の様にトラブルが収まった これで安心なら幸せだった、、、 何故なら、これから行くのは倍の大きさの船すら行けない接岸不可海岸 遠巻きに『日本に来るな』と言わんばかりであった 屈指の幸運を兼ね備え、牧野氏に魔改造を施された宗谷は日本中の期待を胸にいざ南極へ 割れない氷はダイナマイトで爆破して不可能とされた海岸に無事到着 世界を驚かせた(゚∀゚*) その後も魔改造は進み、ヘリ四機.飛行機一機を搭載してミニ四駆、、、じゃなかったミニ空母と呼ばれた 実に5回に及ぶ南極行きを成功させ、南進の世界記録を一番小さなボロ船が更新する 次の観測船が完成するとオンボロ宗谷はやっと任を解かれた めでたく退役するかと思いきや、巡視船としての第3の人生が問答無用でスタートする ちょっ!海軍、海保ってブラック過ぎるだろ、、、(゚A゚;) 続く 追伸 シリアスに書くのに疲れました、、、( ;∀;)
2017/11/25 08:20:46