祖国になった涼月 後編

慌ててタグボート三隻が涼月を抱えてドックに押し込みます 水密扉を閉めて排水作業中、涼月は着座。正に間一髪の生還でした。 水が掻き出され、乗組員は涼月の船体を撫でました。 『やったなぁ、涼月。えらかったぞ。帰れたんだ、皆の故郷に。やはりお前は不沈艦だな』 しかし、被害状況を調べると不沈艦の正体が現れました 船首では男達が防水作業に命を捧げ、突っ張り棒を押さえ続けた姿で絶命していた。 缶室でも無事と思われていた2番室では、浸水を食い止めた男が黒焦げで見つかりました。 水中探信儀の担当兵は襲ってくる魚雷を察知するために戦闘常態のまま、ハンドルを握りしめ、事切れてました。 不沈艦など、この世に無いのです。 『皆で帰ろう』 命懸けの結果だったということです 資材不足の為に応急処置を施された涼月は浮き砲台として戦い続け、終戦を迎えました 残念ながら修理は難しく、復員船として活躍することは叶いませんでした そんな涼月に次の指令が入ります 福岡県浜松市の港で防波堤になるとの事です 乗組員は言いました 『俺達は敗れ、この国を護る事はもう出来ない。でも涼月、お前は一人でも祖国を護り続けるのか。お前になら、いやお前だから出来る仕事だ。この国を頼む。』 冬月、涼月、柳は戦艦防波堤として第2の人生を始めた。 長い歳月が彼女達の体を蝕み、それでも荒波から故郷を護り続けた 涼月を愛した乗組員の故郷を その船体はコンクリートで被われ、遂に祖国の一部になったのです。 男達に慕われ不沈艦とうたわれた艦は本当の不沈艦として今もこの国を護り続けています。

2017/11/23 06:07:47

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COMMENT

ともひさ(野々村マスターのひとり)

大変でしょうね。ウチは新人とか入らなくて安泰ですよ(笑)。

パパンテ

久しぶりですっ! 釣果あって良かったです(*´・ω-)b こちとら新人教育でたいへーん( ;∀;)

ともひさ(野々村マスターのひとり)

ヤナギからの投げ釣りはなかなかの釣果だったことを報告します。先週の勤労感謝の日ですよ。改めて、勇士たちへの黙祷も。

パパンテ

クロさんありがとー♪(゚∀゚*) とっても熱いのですっ!なのですっ!

クロ( *´ω`* )ちゃん

熱い!胸熱すぎる!!。゚(゚´Д`゚)゚。

パパンテ

イマンテさんありがとう♪私もいつか行ってみたいと思っています‼(*´・ω-)b!

今ンテ

北九州にこんな場所があるなんて知りませんでした。 私達が毎日平和で暮らし、ミニ四駆で遊べるのも先人達のお陰なのですね。 近々、この堤防を訪れようと思います。

パパンテ

なかなか触れられません。 植民地解放を願った天皇の言葉は侵略戦争を否定しました。 様々な角度から見聞き自分の答えを導くのが、私の思う本当の歴史なのです(゚∀゚*)

パパンテ

歴史とは、戦勝国によって容易に書き換えられるものです。 代表的な物に終戦の玉音放送があります。 コバクンは全文を読んだ事がありますか? 原爆について触れる文言等はアメリカには都合が悪く、民放では

こ ば

今は第二次世界大戦が始まった理由について勉強してます♪

パパンテ

はっきり言いますっ! たぶん役には立ちません。( ;∀;) しかし、第二次大戦は勉強するのできっかけになれたら幸いです。(゚∀゚*)

こ ば

この勉強、今僕小6ですけど、今後役にたつかも...?

パパンテ

このアプリが日本中で見れる事を実感しました。 海無し県に住んでるので、海が恋しい、、、( ;∀;)

ともひさ(野々村マスターのひとり)

釣り人も居ましたよ。クロ釣りの仕掛けでしたね。あたしも時間が早ければ近くにあったポイントで青虫買いたかったんですけど。

パパンテ

こちらこそありがとう♪(゚∀゚*) いつか行って釣りしたいな~♪

ともひさ(野々村マスターのひとり)

行ってきました。エピソードがわかってると感動しますね。ありがとうございます。

ハヤシ

なるほど、確かに❗ 深いです(笑)

パパンテ

今の若者だって国を思う心はあると信じます♪(゚∀゚*) 気づくか気付かないかだと思いますよ~⤴

ハヤシ

お仕事お疲れ様です💦 昔の日本人の愛国心は凄いですね😢 世界史専攻だった自分にとって、日本の歴史は勉強になります😄

パパンテ

囮としてシヌ事を命令された小沢艦隊 それでも仲間を救う為、たった1隻で16隻の敵艦隊に立ち向かう。 次回、艦隊コレクション 一人ぼっちの戦争 初月 お楽しみに♪

パパンテ

勤労を出来る事に感謝して仕事に励んでます( ;∀;)

こ ば

いやー感動っていっていいのかよく理解できていませんが、なんかすごいですね^_^

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