祖国になった涼月 前編

暁 あの、司令官。新造艦の建造は?(゜.゜) 俺 スラダン交換したじゃんっ! 暁 それだけ?むしろローラー無くなって退化してるじゃんっ! 俺 金曜夜は頑張る‼(*´・ω-)b! 暁 司令官、土曜も仕事ですっ! 俺 がーん、、、(゚A゚;) 時は大戦末期、沖縄に上陸しようと米軍の艦隊が海を覆い尽くしています 日本海軍は燃料も底をつき、艦を動かすのも一苦労でした 戦艦大和を沖縄に座礁させて砲台にする案が採用され、戦闘機の護衛も無い『天一号作戦』が始まりました 米軍にとっては日本軍に残った最後の大獲物である大和を沈めんと夥しい数の攻撃機が空を埋め尽くします。 大和護衛の任務を課せられた雪風、冬月、涼月らも最前線で奮闘しました しかし敵の攻撃はし烈を極め、不沈艦とうたわれた大和は大爆発を起こし海に沈みました その直後、涼月は敵の艦爆から放たれた150キロ爆弾が艦首に命中。 弾薬庫に誘爆し船首が千切れ飛びました 火災と浸水で正にジゴク絵図になった涼月ですが、乗組員は諦めません 『涼月、お前は不沈艦だっ!絶対に沈まない。俺達が沈めない。こんな所に貴様を置いて行けるかっ!帰るんだ!皆が待ってる祖国に』 しかし、現実は厳しい ジャイロコンパスは壊れて海図も焼失。無線機は修理不能。全電源喪失。1、3番の缶室は浸水。上は大火災、下は大浸水の壊滅的状況でした 船首が無いので後進で佐世保に戻る事に為りました。 潮流に身を委ねて涼月は速力9ノットで進みます 方角は星を見て、舵も壊れていたので人力での操縦でした 午前1時、雷跡が接近。敵の魚雷です。反撃はおろか回避する術を持たない涼月は祈る事しか出来ません 運良く魚雷は横をすり抜けて行きました 反撃を恐れた潜水艦は何処かに消えて行きました 夜を徹して消火活動と排水作業は続き、明朝にはようやく鎮火しました その頃、先に戻った雪風、冬月の要請を受けて涼月の捜索が始まりました 特に冬月は逆探の危険を省みず、帰投の間も無線を打ち続けていました。『ワレ冬月、涼月ドコニイル』 無線機の壊れた涼月は受け取る事が出来ませんでした 18時間の激闘の末、佐世保が見えて来ました 雪風、冬月は汽笛を鳴らし生還を祝います 所が、ドックに入るため前進に切り替えたら瞬く間に浸水が進み沈没寸前です 続く

2017/11/23 05:19:25

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パパンテ

祭日も関係なくトラック🚚転がしてます( ;∀;) 暇潰しに丁度良いのです。(゚∀゚*)

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おおー!毎回すごい!マシンも話も笑笑

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