これは初心者の方や昔のシャーシはやってみたいけどよくわからないという方向けの内容です。 前回、私のアニオタぶりをさらした… いえ、S1とS2の違いを多少なりとも ご理解頂けたと思います。 さて今回はシャーシ剛性を上げる改造をしていきます。 まず、お手持ちのS1シャーシの側面をご覧ください。色々と穴があいていますね。これはおそらく軽量化のために空けられたものと考えますが 実はS2には空けられておりません。 シャーシの強化、剛性をあげるためにあえて空けていないと思われます S1シャーシはそもそも、一時ブーム末期に登場したゼロシャーシをベースに作られています。ゼロシャーシの側面にも穴が空いてるのでその名残を残しています。 ここから改造です。 シャーシ側面に穴があいていると 剛性がないので、その穴を埋めたいと思います。これでシャーシの強度を底上げしましょう! まずは用意するもの 1金属の定規 2プラスチックカッター 3電動リューター 4FRPマルチプレート 5瞬間接着剤 まず、FRPに定規あて半分ぐらいのところでプラスチックカッターでけがき線を入れる。 次に、電動リューターを使ってけがき線にそって切断します。 リューターは安い電池式でも良いです。刃は100均のダイヤモンドの丸のこで良いです。 次に47~48ミリぐらいに切断し、側面の溝に合うように厚みを削ります。削っては溝との兼ね合いをみながら作業を進めます。 溝にはめることができたら、瞬間接着剤を流し入れます。 しっかり乾いたら完成です。 ポイントは電池キャッチのツメに干渉しないようにするのがポイントです 白強化シャーシや直カーボンなどに接着するときは接着剤の説明がきをしっかりよんでから使用してください。100均だとカーボンを弾いて接着しないので高い対衝撃用の接着剤をつかうことになります。でもそのほうが強くなります。 シャーシ剛性が低いと、プロペラシャフトががたついたり、コーナーを侵入したときミニ四駆はまっすぐしか走れないのでシャーシが歪み、 さらにプロペラシャフトが邪魔してコーナーを抜けが悪くなります。 そこでシャーシを曲げないように剛性をあげる必要があるのです。 一見めんどくさいことですがこうゆうの大事です。 さて、次回はバンパーの強化を紹介します。めんどくさいけどがんばれ!
2015/10/12 21:32:56