1.概要 タイプ2シャーシのオープンです。以前投稿したオープン1号機のデータを引き継ぎ、2号機に反映した作品です。 再販ではあるものの設計は古いシャーシなので、制約が厳しい中で、知恵を絞りました。 2.フロント周り 一軸ATを採用し、コースフェンスからの入力を作用点と仮定した場合、支点までの距離を最大限確保し、ATしやすい構造にしました。 バンパーはオリジナル設計で、AutodeskFusion360にて設計し、フライス盤加工しています。 左右のストローク差があるため、スプリングにスペーサーを挟み、ストローク量を調整しました。 3.リア周り 一軸アンカーを採用し、フロントと同様にATしやすい構造にしました。 タイプ2シャーシは、リアの拡張性に乏しいため、3mmカーボンに2mmの貫通穴を開け、リアのベースプレートを取り付ける構造にしています。 ここが1番精度出しに苦労したところです。 3mmカーボンを活用したスキッドローラーも脱着式で、設定しています。 4.提灯 別体タイプとしました。リフターを挟んで、適度に開度を確保出来る構造とし、イメージとしては、手のひらに乗せて自重で開閉するレベルです。 フロントホイールからは離し、ヒンジからの距離を長く取ることで、ジャンプした際のリフト力を活用して、より開きやすくなる構造を目指しました。 5.ローラー 前後ともに13mmアルミを採用し、フロントは3mm段下げしています。3mm下げても、最低地上高までは十分に余力のある重心の高いシャーシですので、より食い付きをアンダーローラーで取る構造にしました。 6.下面 ロール抑制の下駄を、電池ボックスの下に設置しています。これがないと3点設置が治りません。 写真の最後に下面視を載せていますが、電池ボックス下にあるパーツが下駄です。 7.ギア周り ギア比は4対1のため、車速はSDで、33kphぐらいです。 ギアの位置出しなども一通り行っています。 8.ボディ アバンテmk2ポリカを、ガンメタル、蛍光イエロー、フロストレッドで仕上げました。
2025/07/08 20:49:40