ヨンクなカノ女はご機嫌ナナメ その1 彼女は敵も己も知らない 後編 「良い所ねぇ…ボディ取ってみるか、それ」 「なんだ？凄く恥ずかしい…人に裸を見られてる気分だ、早く済ませろよ」 「誤解するようなこというんじゃないよ、どうよ、何かやってる感あるだろ…まぁ実際やっててるんだけど」 「やってるとかおかしな話になってるぞ、もういいか？早くボディを着けろ」 「まてまて、これからだ説明するから、制震ユニットはノリオを採用している、ウインドのコンセプトは高速立体仕様だからな制震性は最小限に抑えた高速重視、しかもただのノリオじゃないぞノリオ風提灯ギミックだ」 「ノリオ？何だって？」 「ノリオ風提灯ギミックだよ、サイドマスダンと変わらないと言われて使われなくなったノリオに光を与えたチューンだよ、フルカウル系のボディを好んで使う猛者が良くやってるね」 「ふーん、でも私はフルカウルじゃないぞ、」 「最初はお試しでやってみたんだが、意外とFMと相性が良かったからそのまま採用、やってみないとわからないからミニ四駆は面白い！でも…」 「でも、なんだ？」 「重いんだよ、やっぱり余計にアーム受けを作ったり、着けるのにちょっとコツがいる、まぁ重いのはカーボンにすれば多少違うだろうけどね」 「やっぱり良いところが無いじゃないか！」 「じゃあ、もう１つフロントのマスダンがあるだろ、白いマスダンみたいなやつ、どう思う？」 「どう？ってそうだな…あんまり考えたことないぞ？うーん？そうだ、その白いやつ何で軽いんだ？」 「気づいたな、白いのはマスダンじゃない、カーボン強化3点止めに付いてくる、アンダーガードだ、これボール型マスダンと同じ形をしてるんだよね」 「へー？でこれを着けるとどうなるんだ？」 「カッコいい！それだけ、ただの自己満足です！！」 「…言っていて、恥ずかしくないのか？」 「うん、気にしない！では最後に本題に入りますウインドあなたは生まれ変わります(予定)」 「えっ？(予定ってなんだ？)」 「フルモデルチェンジです。このままではまるで周りについていけませんからね、真ウインドを目指して頑張って下さい」 「はい～？」 次回 ヨンカノ その2 「彼女とブラシと歯みがきと」 「なぁ、どうなるんだ！私はどうなるんだー！！」 「ふっふっふっ」
2019/12/03 21:37:14
