So What

神々に対してのそれのように、我々には死者を愛する機能をも備わっている。それどころか、その死者のイメージを使って代理戦争を仕掛ける事がしばしば有り、死者の姿を少しずつ歪めながらもその刻印はなかなか消えない物でもある。 例えば、私にとってのジャック=マリー=エミール=ラカンやマイルス・デューイ・デイヴィス3世といった英雄達のように。あるいは名も無い女神も恐らく存命にしてこれに含まれるが、ひょっとして私ですら同様に扱われているのかもしれない。お互いに秘密裏に英雄視する事によって交わされる奇妙な合意というヴァージョンも確かに存在する。 *何よこれ? 「まぁ、ラカン的な"サーヴァント"の解釈だろうな。何せFateは散々気にはしてたが、観てなかったからな。」 *ハァー!?何よそれ?初見ってウソでしょ?アイツにマスターって言わせてたから絶対Fate厨だと思われてるって。 「空の境界を観終わった直後に例のダガー事件があって、トラウマ気味でなかなか以降のTYPE MOON作品に手が伸びなくてね。やっと観る気分になったんだ。別に主体=マスターってだけだし。」 *ウソでしょ、、、。 「マジ。だからTYPE MOON作品はラカン〜ジジェクがメインエンジンだと言ったんだ。」 *そう言えば東浩紀さんなんかも昔にFate批評してたみたいだけど?この主人公は葛藤しない。これはエヴァ以前、ガンダム以前への退行だ。と仰っていたようですけど。 「はぁ。冒頭の通り、サーヴァントの存在は他者でありながら既に他者では無いの。主人公とセイバーとの邂逅や対立、合意そのものが主人公の葛藤に相当するが、これはむしろ人ならざる者との契約、信仰のプロセスであり、狂信者がそうであるように、迷いは"見かけ上は"発生しなくなる。ここはFate観る上で重要っしょ。」 *迷いが無いわねー。そんな調子でスパっとやっちゃうって。 「迷いが無さそうに見える人は絶対サーヴァントを連れてるから気をつけろ。(笑)」 *触った物の構成を瞬時に見抜いちゃうどっかの誰かさんとか? 「まぁ、ミニ四駆で鍛えられてたとしておこうか。で、敬愛なるマイルスの流儀に従うならば、マシン名はもうUNLIMITED BLADE WORKSで確定なんだが。まぁ、この主人公の流儀でもあるが...。」 *うわぁ_:(´ཀ`」 ∠):

2021/05/10 23:23:34

MACHINE

  • Unlimited Blade Works

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