お馴染みリューターのビットの話

リューターのビットといっても、色々あって、普段使ってるビットっていったら、人工ダイヤモンドの顆粒を金属に蒸着したダイヤモンドビットを使ってるよって人がホトンドなんじゃ ないかと思います。 ダイヤモンドビットの削り方って研削って言って、砥石の粒、砥粒で研磨して削り取るタイプの削り方なんですよね。 細かい部分削るには良いですけど、大きい部分削るには向いてない。 そこでオススメするのが、写真右側に写ってるカーバイドバー。 こちらは切削といってドリル状の溝の部分の刃物が切って削るので、早いです。 またかなり硬い金属のタングステンカーバイドを使用してるので、硬化させた樹脂、石膏から陶器や硝子なんかのセラミック、金属までマルチに削れて、簡単には壊れない頑丈さ。20年近く前のモノです。軽く当ててどんどん削れるので、カーボンの整形余裕です。 細かい所はダイヤモンドビット以上に怖いですが・・・。 リューターで削るとき、右手でペン状にリューターを持ち、右手薬指を真っ直ぐ延ばして、削られるモノに薬指の指先あてる行為を癖付けとくと、削り過ぎをある程度防げます。 フリーハンドとかで削ってる人、怖いですねぇ。 もし直接に薬指あてることができない場合、例えば小さい部品を左手で持って削る時などは、小さい部品は狭くて、薬指の先あてるスペースがない。そういう時は土台となってる左手自体に薬指をあてるといいんです。固定してる台自体もパーツの一部と見なす考え方ですね。 最初はリューターが重くてキツイですけど、薬指を軸にリューター動かすと細かい動きしやすくなりますよ。 話ズレたけど、実のところ、カーボンをチマチマ削ってて、それなりに大きく削る必要がでてきて、面倒クセーッってなって、ごそごそとカーバイドバー引っ張り出してきて、試しに削ったら凄い楽で、カーバイドバーはスゲーって思った話。

2019/09/29 15:52:04

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